こんにちは。
地鎮祭の後、大工さんが現場に来られ、遣(や)り方をする、と言います。
遣り方?
これは、基礎工事の前に、図面通りに作業を行えるようにするために、
建てる建物の正確な位置、高さ、水平などを決めるために設けるものだそうです。
この工事もとても大事です。というのも、ここをきちんとしないと敷地に対して正確な位置で
家を建てる事はできないから。
でもどうやったら2Dの図面を3D土地に残すのだろう??
見ていると、大工さんは杭を打ち始めました。
社長が一つ一つの杭の頭の長さを水平機を使い、測定しています。
四方に杭が打たれ、杭も水平に保たれました。
これに水貫(みずぬき)と言われる板をとりつけます。
そしてそれを固定するために筋交い貫(すじかいぬき)を斜めに打ち付けてます。
更に水貫と水貫の間に水糸を張って、 基礎(建物)の中心線を印します。
このしるしを『しん』と言うのだそうです。
この日は他にも仮設の水道や
仮設電気を引くための工事も行われていました。
準備は着々と進んでいます。