2023年度(令和5年度)ZEH実績報告

ZEHとは

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、建物の省エネ化+設備機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などを用いることで、エネルギー収支がゼロ以下になる住宅のことです。

2014年4月の閣議決定「エネルギー基本計画」において、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で、住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味でゼロとなる住宅(ZEH)の実現を目指す」とする政策目標が制定されました。
経済産業省は2016年4月、「住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金ZEH支援事業」におけるZEHビルダー登録制度の概要案を公表しました。この制度は補助金事業執行団体にて、登録要件を満たす工務店やハウスメーカー、建築設計事務所などを対象として公募を行い、「ZEHビルダー」として登録するものです。
株式会社 岡見技建もZEHの普及に取り組んで参ります。

岡見技建のZEH実績報告

 

ZEHの周知・普及に 向けた具体

  • 完成見学会などのイベントで、ZEHの省エネ性、快適性、健康への貢献、CO2削減による環境保全などのメリットを分かりやすく説明する。
  • ホームページ、チラシ等にZEHについて掲載し、周知、普及に努める。
  • 実際にZEH住宅を建てたお客様のデータを収集し、以前の住まいと比較してどのように生活スタイルが変化したかなど、ZEHの優位性を提示する。

ZEHのコストダウンに 向けた具体策

  • ZEHのプランを標準仕様に組み込む
  • 設備機器の一本化をし、コストの削減に努める。

その他の取り組みなど

  • 各種セミナーに参加し情報収集を行い、ZEHについてさらなる知識、技術の向上に努める。
  • 暖房期の積極的な日射熱取得や冷房期の遮光による日射熱の軽減、通風設計など、自然エネルギーを活かす省エネルギー化を念頭に置いた間取りの提案を行う。

新築注文戸建住宅においては、エネルギーの自立化に伴う防災・減災性能の向上や室内環境が高まることによる快適性・健康性の向上につながり、光熱費削減以外にもメリットがあることを明確にすることで、施主様にZEHへの理解を高めます。

既存の住宅改修においても、住みやすさと省エネ性などから高性能建材による住宅リフォーム(サッシの交換、天井・壁・床等の断熱材使用)とともに太陽光発電設備の設置、そしてその蓄電設備導入を促します。