こんにちは。
K様邸の様子です。
外壁が白いシートで覆われました。
これは、結露を防ぎ建物の寿命を延ばす透湿防水シートです。
外部からの水分を抑える防水性と、内部からの湿気を通す透湿性を兼ね備えた素材で、
住まいを結露から守るのです。
この上から外壁パネルを張るのだそうです。
その様子はまた後日。
ポーチのRにもきれいに張られています。
あれ?よく見ると屋根の瓦の上に枠が組まれていますね。
これは太陽光パネルを設置するためのもの。
皆さんは住宅を新築する際に、2013年(平成25年)に改正された省エネ基準に適合させることが
2020年に義務化されること、ご存知でした?
この省エネ基準では住宅の外壁や窓などの「断熱性能」に加え、
設備の性能や省エネをを総合的に評価する「一次エネルギー消費量」基準が加わり、
建物全体でエネルギー消費量を減らす基準が導入されました。
給湯器や冷暖房機器、換気や照明設備などの省エネ性も考慮し、
太陽光発電などにより創り出すエネルギーも含んだ基準となるのです。
ということで、いち早く取り入れています!
一方、内部は天井に下地が張られています。
この上から石膏ボードが張られます。
大工さんもずっと上向いての作業で大変ですね。
石膏ボードは天井に9.5mm、壁は12.5mmを使います。
壁はぶつかったりする場合があるので厚みがある方を。
この吉野石膏のボード、商品名を「タイガーボード」と呼ぶのは
「耐火(たいか)ボード」から来たのだそう(諸説あり)。
だじゃれにしても、かっこいい名前です。
こんな風に張られていきます。