工務店女子の日常20 大工のBPM

こんにちは。

 

前に初めて見た上棟の様子をブログにあげました

段取りなど把握してなかったので、出勤後現場に行った時には

すでに2階部分まで柱も出来上がっていて、

見逃した部分も多かったのではないかと思い、今回ははじめからリポート。

 

朝7時半、クレーンもスタンバイ、社長の掛け声で、皆でお神酒で清め、作業開始。

天候にも恵まれました。

まずクレーンで躯体を起こしていきます。この作業は圧巻!

そして作業の速いこと早いこと。

柱がにょきにょき。

青い空のもと、木づちの音が響きます。

 

最近、他社の工事なんかも気になるようになりました。

素人なもので、どこがどうといった、目に見える違いがわかるはずは到底ありません。

でも、大工さんの仕事のペースを音で聞き分けています。

木づちの音、ビス打ち機の音のテンポを、勝手に

「大工のBPM(ビーツ・パー・ミニッツ、一分間のビートの回数)」

と呼んでます。

BPMが速ければ速いほど作業のペースも速い。

特にうちの棟上げで思ったのですが、大工さんのBPMは速く,

なおかつ複数の大工さんのBPMが自然にぴったりあってることが多く、

それって、大工さんたちの息があっているのだろうなあと、思うのです。

と思っていたら、やはりそう。

上棟する時のメンバーはいつもほぼ一緒なのだとか。

だからものを言わず働いていても、わかりあっているのだそうです。

 

 

さて、9時の段階で一階部分終了し、すでに二階の柱が出現。

お昼を挟んで、午後2時の状態。

もう屋根が。

 

そして午後5時、無事に上棟式が行われました。

皆さんお疲れ様でした。