こんにちは。
9月に入っても30度越えの日々が続いてましたよね。
そんな中、快適な住環境を実現するリクシルのスーパーウォール工法の換気設備が
設置される様子のリポートです。
ブログ⑨では、壁面、屋根に断熱材の入ったパネルを設置したことを書きました。
大工さんは設置前にDVDをみて設置の仕方をあらかじめ確認していたのですが、なかなか
細かい設定があり、大変そうでした。
それから隙間にはウレタンフォームを吹き付けてふさいで、ブログ⑩で気密測定についてふれましたよね。
そこにエコエア90という高性能熱交換換気システムが設置されることになりました。
給排気ともに機械で行う換気なので計画的な換気が可能で、
安定して新鮮空気を供給しながら汚染空気を排気します。
一般的な換気システム(排気側は機械換気、給気側を自然換気で行う)は、
冬場の外気が0℃であれば、暖房された室内に0℃の冷気を取り込んでしまいます。
しかし、エコエア90のような熱交換換気の場合は、外に排気する空気の熱を活用し、
室内温度に近づけて給気するので、快適なのだそう。
さて、現場の2階の天井にはダクトがぐるりと配置されていきます。
それを壁沿いに降ろしてゆきます。
ダクトがまとめられ
一階天井に設置されたフィルターに接続されます。
それがエコエア90。
日本の高温多湿な夏にも対応できるよう、湿度も回収するのだそうです。
画期的!
後日、扉を閉めきり、エアコン一台だけ入れて外と中の状態をくらべてみたところ、
この日(9月初旬)の外の気温は35度越え!
家の中はエアコンを25度に設定したのですが、
湿度もちょうどいいですね。
フルダクト式のエコエア90は外壁に接する給気口と排気口が一か所であるため、
住宅全体の換気がコントロールしやすく、部屋の上下の温度差がほとんどないのだとか。
これだとエアコンがたくさんいらないので、電気代も安くなりますね。