こんにちは。
前回のコンクリート基礎も固まりました。
次の工程、土台敷き(土台のとりつけ作業)に入ります。
土台の素材は桧(ひのき)。杉より固く、腐りにくい。
木材はプレカット(すでに加工)されて現場に運ばれてきます。
ボルトで固定して、
木づちで叩いていきます。
あれ?
土台の木を見ると何か書いてある。
い六?
又る十?
これは図面通りに家を組み立てていくため必要な番付(ばんづけ)というもの。
では実際に土台の図面を見てみましょう。
x軸は、いろはにほへとちりぬるをわ
y軸は、123456789・・・・
となってます。
x軸「い」とy軸「六」の交点を「い六」と表しています。
グリッドの間隔は910。
グリッドの中間を現すのが、又。
だから「又る」は、「る」と「を」の間の部分です。
さて、現場では、あっという間にグリッドができています。
でも、この部分は土台がないけど・・・
と思っていると、大工さんが木を加工し始めた。
できあがった部分は少し下がっている。なんで?
実はここ、和室になります。
畳が入るため、畳の厚みの分、床下を下げているのです。
なるほど!
この日は本当に暑くて、いつも陽気なうちの大工さんたちも口数が少なめに・・・。
直射日光が半端ないので、熱中症が心配されます。
少し離れた木陰に置かれたクーラーボックス。
施主様のお気遣い、嬉しいですね。
ありがとうございます。